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JSR株式会社

人財開発部 労務管理チーム 川井恵子さま 人財開発部 労務チーム 谷澤智子さま

REPORT

JSR株式会社

人財開発部 労務管理チーム
谷澤智子さま
人財開発部 労務管理チーム
川井恵子さま

WELBOX カフェテリアプラン c-CANVAS ウェルスコア

半導体材料やディスプレイ材料を手がける「デジタルソリューション事業」、個別化医療のための研究・診断やバイオ医薬の創薬・製造などの最先端ニーズに応える「ライフサイエンス事業」、そしてABS製品を中心とする「合成樹脂事業」をグローバルに展開。高分子技術をベースに、新たな価値を創出し社会をより豊かにしていくことを目指す。

Q1.

2024年4月にカフェテリアプランを導入される前、どのような課題がありましたか?

人財開発部 労務管理チーム 川井恵子さま 人財開発部 労務チーム 谷澤智子さま

A.

川井さま:近年、従業員のライフスタイルが多様化する中で、従来の福利厚生制度が従業員のニーズに十分対応できていないという課題がありました。特に、社宅制度が中心であったため、社宅を利用する従業員とそうではない従業員の間で不公平感が生じていました。

谷澤さま:
そうですね。共働き世帯や独身世帯が増える中で、固定的な働き方を前提とした社宅制度を見直す時期にきていました。また、「人生100年時代」と言われる現在、社宅を利用するのは限られた期間です。若手からシニア世代まで幅広く活用できる福利厚生制度が求められていました。

Q2.

カフェテリアプランを導入する決め手となったのはどのようなことですか?

人財開発部 労務管理チーム 川井恵子さま 人財開発部 労務チーム 谷澤智子さま

A.

川井さま:私たちは、日々働く中で、ライフイベントによってライフスタイルが変化していきます。そのため、どのタイミングでも利用できるメニューが揃っている「公平性」、会社の方針や従業員のニーズに合わせて柔軟にメニューを設計できる「柔軟性」が大きな魅力でした。さらに、従業員が自ら必要なメニューを選択する「自律性」は、弊社が推進する「主体的なキャリア形成の支援」という人材育成の方針にも合致していると考えました。

谷澤さま:
現在、1ポイント=1円に設定していますが、メニューごとにポイント単価を調整できるため、キャリア形成や資産形成の利用促進にもつなげられると期待しています。仮に、カフェテリアプランで提供されているメニューをすべて自社で対応しようとすると、大きな労力がかかりますよね。

川井さま:そうですね。メニューの検討、申請、審査、問い合わせ対応など、多くの業務が発生します。イーウェル様に制度設計や煩雑な手続きを委託することで、業務負担を大幅に削減できました。

Q3.

メニュー設定で工夫されたのはどのようなことですか。

人財開発部 労務管理チーム 川井恵子さま

A.

川井さま:導入の背景にあった福利厚生制度の不公平感を是正するため、なるべく公平になるようなメニュー設計を意識しました。労働組合からも「海外赴任中の従業員も利用できるようにしてほしい」という要望があり、駐在員が海外のECサイトで本などの物品を購入する際にポイントを使えるようにしました。駐在員の家族が国内で暮らしている場合、国内の従業員と同じように住居にかかる費用にもポイントを利用できます。
また、車で通勤する従業員が多い事業所では、車検費用の補助にポイントを活用できるメニューを設定するなど、住む場所やライフスタイルに制限されない、幅広いメニュー設定を目指しました。

Q4.

御社の施策にカフェテリアプランはどのように活用されていますか。

人財開発部 労務チーム 谷澤智子さま

A.

谷澤さま:弊社が推進する「主体的なキャリア形成の支援」に関連し、自己啓発のためにカフェテリアプランのポイントを活用する従業員が増えています。例えば、英会話レッスンでは、会社が一定割合を負担し、残りを自己負担としていますが、そこにカフェテリアプランのポイントを活用できるようにしました。
今まで英語学習の必要性を感じながらも踏み出せなかった従業員が、「ポイントが使えるなら挑戦してみよう」と行動変容につながるケースもあり、大変嬉しく思っています。

Q5.

今後の活用方法やイーウェルへの期待をお聞かせください。

人財開発部 労務管理チーム 川井恵子さま 人財開発部 労務チーム 谷澤智子さま

A.

川井さま:イーウェル様は業界トップクラスのカフェテリアプラン運用実績を誇り、他社事例も豊富にお持ちなので、大変心強いです。弊社では年間12万ポイントを付与し、翌年度まで持ち越せるよう設計しています。導入初年度ということもあり、運用結果を踏まえながら、今後も綿密なコンサルティングとサポートを期待しています。

谷澤さま:現在のところ、従業員から不満の声はなく、「メニューが豊富で何に使おうか迷う」という嬉しい反応が寄せられています。人財開発部として、従業員がワーク(仕事)とライフ(人生)の両方を充実させられるよう、イーウェル様のサポートを得ながら、より良い福利厚生制度へと進化させていきたいと考えています。

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