新卒入社で事務センターに配属され「カフェテリアプラン」の運営や審査業務を5年間担当しました。2023年からチームをまとめるSV(スーパーバイザー)となり、チームメンバーのマネジメントや、業務効率向上に向けた施策を実施しています。
福利厚生サービスの事務センターの役割について
Q1:現在の業務内容について教えてください
福利厚生サービスに関する業務を行っています。福利厚生とは、従業員がその会社で「働き続けたい」と思えるように会社が提供するサービスのことです。イーウェルは「WELBOX」や「カフェテリアプラン」などのサービスを提供しています。私は入社以来「カフェテリアプラン」の運営や審査業務を担当しています。
「カフェテリアプラン」とは、企業から付与されたポイントの範囲内で、利用するメニューを自由に選べる『選択型の福利厚生制度』です。例えば 、従業員が美容院を利用して、領収書をイーウェルに申請します。センターでは、申請された領収書などの支払証拠書類を審査して、内容に問題なければ企業へ連携しています。その後企業から従業員へ補助金額が振り込まれる流れです。“カット代は補助の対象だが、物品の購入費用は対象外”というような、企業ごとに定められたルールにのっとり、責任を持って審査業務をしています。
人と関わる中で、人の役に立つ
Q2:イーウェルに入社する決め手となったのはどのようなことですか
就活時に「これをしたい」という仕事は特にありませんでした。ただ「人と関わること」が好きだったので、多くの方と業務上でやり取りができる職場がいいと漠然と考えていました。イーウェルの会社見学ツアーに参加した際、社員やアルバイトスタッフ、上司部下関係なく意見を言い合いながら働かれているのを間近でみて“風通しの良い会社”という印象を受けました。私の理想とする職場の雰囲気にあっていて、イーウェルという会社をとても魅力に感じました。
また、「地元企業」ということもイーウェルを選んだ大きな理由です。米子にセンターをもつイーウェルは、福利厚生サービスを通じて、人の役に立つことのできる会社です。そんなイーウェルで働きたい、ずっとここで続けていきたいと思えたことが私がイーウェルを選んだ理由です。
話しかけやすい雰囲気づくりを意識する
Q3:マネジメントをする立場になり変化したことはありますか
SVは、審査業務の運営や改善だけでなく、人材マネジメントもおこなっています。それまではマネジメントをされる立場だったので、アルバイトスタッフの育成や面談をおこなうことに最初は戸惑いましたが、周りの方にサポートしていただきながら、現在も業務にあたっています。
また、何か問題が発生した際、被害を最小限にとどめることができるよう、素早く報告をしてもらうための“話しかけやすい雰囲気づくり”をさらに意識するようになりました。
友達同士のように仲が良い関係になり反省…
Q4:いままで業務をしてきた中で
失敗したと思ったエピソードは
いろいろな人と関わりたいという思いが強過ぎて、アルバイトスタッフと仲良くなり過ぎてしまった経験があります。仲が良いこと自体は問題ではないのですが、友達同士のようになってしまい、業務で発生したミスをフィードバックしても重く受け止めてもらえず、同じミスが続いてしまうことがありました。
どうしたらよいか上司に相談し、仕事は友達同士のような仲良しグループではなく、業務上の指示が伝わる適度な緊張感がある関係性が必要というアドバイスをいただきました。
失敗を糧に更なる成長へと繋げる
Q5:自分の成長を感じたのはどんなときですか
2年前に、新卒入社の後輩のOJTを担当しました。始めてのOJTということもあり、どう接したらいいのか、業務のことだけでなく社会人として何を伝えるべきなのか悩みましたが、上司や先輩方の助けもあり無事やり遂げることができました。これまでの経験や失敗を活かし、仲が良いだけの関係ではなく、必要なことはしっかり教えられるような“距離感”も意識しました。
OJTが終わり、後輩社員が部署にとって「かけがえのない存在」として受け入れられていると実感したときには、素直に嬉しかったと同時に、自分自身の成長を感じることはできました。