株式会社イーウェル

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INTERVIEW 11

 事業内容とITに親和性がある 
 組織と自分の成長を叶えて欲しい 

執行役員

Y.S.(2007年入社)

PROFILE

大学を卒業後、当時まだ少なかったITエンジニアとしてITベンダーに勤務しました。29歳で独立しシステムエンジニアとしてプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーを担当。イーウェルが提供する福利厚生サービスに大きな可能性を感じ、当時35歳の頃入社をしました。システムエンジニアからキャリアを積み、現在は執行役員を務めています。

システムエンジニアとした独立した後にイーウェルに入社

Q1: 大学卒業後からイーウェルに入社するまでのキャリアを教えてください

私が大学を卒業した頃に、ITエンジニアという職が生まれ始めていました。年齢に関係なく第一線で活躍できる仕事であり、今後の世の中の見据えたときに大きな可能性を感じたこともありエンジニアのキャリアをスタート。プログラムを書くのが好きだったわけではありません。その後、インターネットが急速に普及し、EC(電子商取引)などが急成長する中でキャリアを積んできました。

29歳で独立し、インターネットを利用したサービスを展開する大手企業のシステム構築を数多く請け負いました。当時は何でもシステム化するという風潮があり、「本当にこのシステムが必要なのか」と受注内容に疑問を感じることもありました。システム構築の工数が増えれば請求額も高くなりますが、別の方法でサービスが提供できる場合は「違うやり方でできます」と正直に伝え、大型案件を失ったこともあります。

会社としては損失ですが、「安く、早く、目的を達成する」という考え方が、自分の中での軸となっていました。このポリシーを貫きたいと思い、自社でサービスを企画・システム構築を行う会社に所属する方が自分の考えと一致すると感じ、35歳でイーウェルに入社しました。

社員イメージ

「安く、早く、目的を達成する」システム開発を実行

Q2:イーウェルに入社した理由と
入社当時の様子を教えてください

福利厚生サービスというビジネスモデルに魅力を感じていました。全国の利用者が存在し、インターネットを介したサービス提供との親和性も高く、収益を得る仕組みも優れています。クライアントである企業側だけではなく、宿泊施設など新たな顧客を開拓したいサプライヤー側からも手数料を得ることができます。収益を得ながらも、充実した福利厚生や健康支援を利用できる顧客、また、新たな顧客を獲得したいサプライヤーにとっても弊社と取引をするメリットがありますので、その三方良しのビジネスモデルが魅力だと思っています。

入社当時、自社のシステムエンジニアがほとんどおらず、業務委託の方に頼ってシステムを作っていました。またまだスタートアップの状態だったので、言葉は悪いですが「なんだこの荒れ狂ったシステムは…」と驚くほどでした。言い換えれば、改善の余地が無数にある状態でした。

業務に着手してからは「安く、早く、目的を達成する」という、システム開発を次々と実行しました。無駄にコストがかかっている部分を見直し、システムを作り直したことで、目に見えて成果が出ました。

多くのプロジェクトに関わりましたが、なかでも企業の制度認知や情報周知を支援する「c-CANVAS」という情報ポータルは、起案から担当したため特に思い出深いです。リリース時に、営業メンバーから「これなら売りたい」と言われたことがとても嬉しかったですね。

社員イメージ

失敗を臆せずにチャレンジできる環境がある

Q3:順調にキャリアを重ねていますが、失敗談はありますか

もちろん、失敗だらけですよ(笑)。新しい試みが成功する確率は低いです。世界的に著名な経営者だって、すべての事業が成功しているわけではありません。100個考えて、1つ残るかどうかです。チャレンジしてうまくいかなければ、次を試してみるしかありません。成功するには、とにかく打席に立ち続けることが重要です。

若い社員は、小さな案件からでも打席に立てる機会がたくさんあります。失敗を恐れず、いかに打席に立つかを考え、チャンスを逃さないでほしいです。私も上手くいかない時には落ち込みます。「会社に損失を出してしまった…」「関係者に申し訳ない…」と暗い気持ちになりますが、イーウェルには失敗した「人」を責めるような幼稚な人はいませんので安心してください。

お話ししたように、私は自分で会社を経営していた経験があります。その時に失敗したら、明日の生活にも困るような状況に追い込まれる可能性がありました。しかし、会社というものは、自分一人ではなく、組織として成り立っています。資金や人材に余裕があるのです。だからと言って甘えてはいけませんが、たとえ失敗しても借金取りに追われるような事態にはなりません。大切なのは、失敗から学び、「次は成功させる」と諦めずに挑戦し続けることです。

生成AIが台頭してきてもシステム開発の本質は変わらない

Q4:IT技術の進化が目覚ましい中で、システム開発に与える影響を教えてください

「1バイトでも意味のないものを入れるな。ブランクにすら、そこに意味があるはず。」

これは、システム部門の本部長時代に言っていたことですが、執行役員となった今も同じ気持ちです。エンジニアの数が増えて私の考えを全員に伝えるのが難しくなってきましたが、だからこそ、どのように徹底するかを模索しています。

最近は、生成AIをどのように活用するかが話題です。プログラミングという単純作業はいつかはAIが代替するようになるでしょうが、システム開発の本質は「問題」や「要望」を理解し、それを具現化することです。それは昔も今も変わりません。

AIが代替するからといって、プログラミングの知識が不要になるわけではありません。根本的な仕組みを理解していなければ、システムを作ることは難しいです。技術が便利になりすぎて、裏側の仕組みが見えにくくなっています。考える力を養う環境を提供するために、これからも研修制度を充実させていきたいです。

社員イメージ

フロンティア精神を忘れず、成長を楽しもう!

Q5:これからのイーウェルを背負う人材に一言お願いします!

「荒れ狂った状態」と表現した時期から、システムは整備され、会社の環境も変わりました。これからの社員に求めるのは、先輩方が整えた道をただ通るだけでなく、フロンティア精神でイーウェルが目指す「健康社会」に向けて新たな道を切り開いてほしいということです。開拓を止めると、企業は衰退します。既存のサービスを土台にして、プラスαを考えられる社員になってください。「これをやったらお客様が喜ぶかも」というアイデアで十分です。顧客の規模や業種は多岐にわたり、社内には多様な業務に携わる人々がいます。見聞を広げ、貪欲にインプットし続け、イーウェルで自分を大いに成長させてください!

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