証券会社から転職してきました。健康事業のCS推進部に配属となり、既存顧客企業のフォローや、追加サービスの営業・導入における社内外の調整を担当しました。産休・育休を経て、プロセス全体を見直して再構築するBPR(業務改革:Business Process Reengineering)推進プロジェクトに携わり、プロジェクトリーダーを経験しました。現在は、web予約導入など複数の新サービスの開発プロジェクトのリーダーを務めています。
プロジェクトリーダーとして担当する案件の難易度が年々上がっている
Q1: プロジェクトリーダーを務める現在の業務内容について教えてください
健康事業の新サービスの開発や既存サービスの改修を担当するプロジェクトリーダーを務めています。社内外の調整、依頼対応、全体の進捗管理、開発内容の要件決定、ミーティングの取り仕切り、プロジェクトの費用管理と、業務は多岐にわたります。
現在進行中の大規模プロジェクトとしては、今後開始予定の健診のWeb予約システムの開発があります。イーウェルのシステムを協業先のシステムに接続し、各健康保険組合の仕組みを踏まえたサービスにする必要があります。スケジュールはタイトですが、後々困らないように、上流工程で要件定義を細かく洗い出し、センターやシステム開発部門と綿密なレビューを行いました。
私はセンター業務や営業の経験があり、現在はシステム担当者ともやり取りする機会が多いので、各部門の言い分を理解できます。イーウェルの健康事業として、どこまでやるかを見極め、ゴールを見失わないように着地点を探るのが私の役割です。
プロジェクトリーダーとしての失敗から学んだこと
Q2:プロジェクトリーダーとして
失敗したと思ったエピソードは
初年度は失敗が多かったです(笑)。ある部門の意見に偏りすぎて、中立な立場でプロジェクトを進められなかったことがありました。外部の業務委託先に対して、社内用語を使ってしまったり、自分の理解が追い付かず、迷惑をおかけしてしまったこともあります。
プロジェクトリーダーとして判断基準がぶれてしまい、スムーズに進行できなかったことを深く反省したこともありましたが、そんな中でも、途中でプロジェクトを放棄させられることなく、最後まで現場に立たせてもらい、押さえるべきところをしっかりと見守ってくれた上司には感謝しています。
プロジェクトが上手くいかなくても、社内ではプロジェクトや組織としての課題を振り返るので、個人が責められことはありません。とはいえ、失敗した時は申し訳ない気持ちでいっぱいですが、その経験を次に生かし、主体的に仕事を進められるようになりました。
大きな責任を感じながらも、やりがいのある好きな仕事
Q3:失敗から学んだことをどのように業務に生かしていますか
まずは関係者全員が意見を出し合い、議論を尽くすことを大切にしています。スケジュールや予算、人員といった制約がある中で、最適解を見つけ、関係者全員が納得できる形でプロジェクトを進めるようにしています。
また、説明を尽くすことを意識しています。やり取りの履歴を残すことや、背景や判断理由をきちんと説明することも、失敗から学んだことの一つです。プロジェクトの途中で意見が対立したり、トラブルに直面することもありますが、困難を乗り越え、無事にリリースできて、互いに称え合う時の達成感は格別です。
「困った時はお互いさま」休暇制度を利用しやすい環境
Q4:産休・育休を取得していますが、取得しやすい環境ですか
私は産休・育休を取得して職場復帰を果たしました。イーウェルの福利厚生制度は、制度があるだけではなく、実際に機能している点が魅力です。産休・育休だけでなく、体調を崩したり、介護が必要になる場合も、休みを取ることが自然に受け入れられています。「困った時はお互いさま」という雰囲気があり、とても働きやすいです。
復職後、プロジェクトリーダーとして責任のある仕事を任されました。子どもが小さい時に急な発熱など想定外のことが起きても、さりげなく周囲がサポートしてくれるので、必要以上に申し訳なく感じることもなく働くことができています。助けが必要な時に頼れる環境があるので、安心して働き続けられます。
潜在的なニーズに応えるイーウェル起点のサービスを提供したい
Q5:イーウェルがさらに成長するために必要なことは何ですか
私自身の課題でもありますが、お客様のニーズを叶えるためのサービスを提供するだけではなく、イーウェルが主体となってお客様の課題を解決できるサービスを生み出したいですね。今は与えられたプロジェクトをこなすだけで精一杯ですが、視野を広く持ち、一歩先を見越して、潜在的なニーズにも応えられるように挑戦していきたいです!