株式会社イーウェル

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INTERVIEW 01

 地に足をつけて頑張る時がある 
 「執念」を持って道を切り開け! 

IT企画本部 システム開発部 部長

K.T.(2011年入社)

PROFILE

新卒でメーカーのSEとして勤務した後、30歳でイーウェルに転職しました。IT企画本部開発1部の部長として福利厚生サービスに関するさまざまな開発プロジェクトの進行管理、サービス維持の保守運用管理をしています。開発グループのグループリーダーも兼務し、こちらではより深く開発案件に関わっています。

上流工程だけでは満足できなかった前職の経験

Q1:転職理由とイーウェルに入社を決めた理由を教えてください

前職でやっていたのはシステム開発の上流工程と言われる仕事です。お客様のニーズを聞き、どういったシステムを作ると要望を叶えられるかを考える要件定義や、機能の中身や仕組みをまとめる設計をしていました。下流工程である実際のプログラミングから結合テストまでは外注していました。

自分自身でプログラミングのコードを書く機会が少なかったので、エンジニアとしてプログラミングのスキルが備わっていない不安が心のどこかにありました。開発を依頼した業者から見積もり書がきても、実際にプログラミングに要する工数がイメージできないので工数見積もりの妥当性を判断できていませんでした。

システム開発の上流工程を希望する人は多いですが、下流工程の知識が浅いと工数見積もりをする、スケジュールを引くなどのプロジェクトリーダーとしてやるべきことができず、また適切にプログラマーに依頼をすることはできません。当時の私は、プログラミングの知識が浅いことへの劣等感がありました。

イーウェルを選んだのは、事業会社でシステム開発を内製しているからです。プログラミング経験を積みながら、上流工程もできる理想の環境でした。複数の会社で転職活動を進めていましたが、自身が一番成長できそうなイーウェルに入社を決めました。

手探りながらもやり続けることで見えてくるシステムの全体像

Q2:30歳でプログラマーの仕事をする
大変さはありましたか

最初はSierとしてグループ会社の基幹システムの開発を行う部署に配属され、お客様との定例ミーティングに参加し、上流工程の要素もありつつ自分でコードを書ける立ち位置でした。当時はプログラムを書いた経験が少ないというボトルネックを埋めようと必死でした。

「習うより慣れろ」という性格なので、とにかく手を動かしコードを書き続けました。最初はコードはもちろんデータベースの構成すらわからなかったので、ひとつひとつ見て理解を進めました。少しずつ自分が書いたコードの割合が増えると、全体が見えてくるようになります。お客様から「○○のようなことをしたい」とリクエストされた時に、どこを改修すべきかがイメージできるようになり、プログラミングができない不安を克服することができました。私のキャリアの中で、地道にスキルを身につける期間が持てて本当に良かったと思います。

社員イメージ

言われたことを作るだけではIT企画とはいえない

Q3:部長職となり気をつけていることはありますか?

プロジェクトマネージャーとして、開発案件の進行管理や部下が行なっていることをレビューする立場になりました。「こういう方針でシステムをつくります」と報告があった時に、背景や目的がわからない時は「何で?どうして?」と聞くようにしています。

前職時代から、企画をしたシステムが使い物にならなかったという失敗がありました。そのシステムで叶えたいことを理解していないと、出来上がるシステムがぶれてきます。作ってからそれがわかっても遅いです。しっかり要件定義をしますが、それでも開発をしているうちに「システム開発の目的」からぶれてしまうことはあるので、常に「何のためにやるのか」と問いかけるようにしています。

営業から「こういう事をやりたい、ここを改修したい」と言われ、深く考えずに「はい、作ります」ではつまらない。背景を理解し、最善な策を提案することにシステム開発の醍醐味があります。部署名が「IT企画本部」と「企画」が入っているように、「受け身のエンジニア」としてただシステムを作るだけではなく、企画工程から携わる集団でありたいと思います。

社員イメージ

質問の仕方ひとつとっても組織の色はわかれる

Q4:部署の雰囲気はいかがですか?
また働き方について一言お願いします

私が相手の目線で話すように気を付けていることもあり、メンバーも部長だからと構えずに気楽に話しかけてくれます。メンバー同士の距離が近くて雰囲気は良いと思いますよ。

メンバーが自分の意思や考えを持って「こうしたいと思いますが、これで良いですか」と情報を揃えて質問をしてくれると嬉しく思います。もちろん「どうしたらいいですか?」と聞かれることもありますが「僕もわからないから一緒に考えよう」と考える力を養えるような返し方をしています。

残業時間が少ないなどのいわゆる「ホワイト企業」が人気ですが、私自身の経験から、本人が望めば必死に仕事をする時があっても良いと思います。スキルが向上することは、本人のキャリアにも会社の成長にも大事なことです。研修制度など、「人財」を育てる環境整備にもより力をいれていきたいです。

社員イメージ

会社はやりたいという意思を尊重してくれる

Q5:最後にエンジニアで中途入社を考える方にメッセージをお願いします

イーウェルはエンジニアとして、やりたいことを経験できる会社です。プロジェクトリーダーをやりたいとか、コードを書きたいなど、やれる・やれないより「やりたい気持ち」を大切にして機会を提供してくれます。転職理由は様々だと思いますが、エンジニアのスキルを伸ばすことができる環境が揃っていますよ!

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