企業・団体の福利厚生に関する業務代行サービスの提供及びそれに伴うコンサルティングを行う株式会社イーウェル(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:久野 賢策、http://www.ewel.co.jp、以下「イーウェル」)は、行動科学を応用した、自己啓発学習など目標達成のための行動を社員自らが促進・習慣化させるクラウドサービス「成長コンパス」の提供を開始しました。企業が取り組む様々な制度運用のサポートツールとして、ご活用いただけます。
■背景
福利厚生サービスへのニーズが多様化する中で、これまでになく求められている分野として「自己啓発」があります。仕事上で成長のチャンスを得ている人でも、限られた時間で効率よく成長につなげられるよう考える時間が必要ですし、何をどう学ぶべきかを自分自身で考え、プランニングすることが、自己の成長には重要と言われています。特に創造性が求められる仕事においては、仕事の外での「経験」や「学び」が、より重要な要素となっています。
資格取得に対して報奨金を与える制度や、e-Learningの環境を整備している企業も多く見受けられますが、「利用者が増えない」、「同じ人が繰り返し利用する」など、「裾野が広がらない」「底上げにつながらない」との声が多くあります。一方研修を手厚く実施できる企業においても、研修での学びが忙しい現場を抱えながら定着に至っているのか、危惧する人材開発担当も多いのが現状です。 一部の成長意欲の強い社員のみではなく、多くの一般的な社員一人ひとりが、成長の角度を少しでも上向きにすること、それを社員自ら行うようになることが求められています。
■「成長コンパス」による3つのアプローチ
成長する主体である社員の自律が大事なのは言うまでもありませんが、成長に対する動機付けが不足していたり、日々の仕事に追われたり、自律的に行動することは決して簡単なことではありません。そこで、自律を生み出す要素を、3つの機能として併せて提供していきます。
① 自身の目標・行動管理機能
社員が自分自身と向き合い、成長のための行動を計画し適時修正していくための機能を提供。
実行状況の「見える化」とリマインドメールが、継続を支援。
② 上司による継続支援機能
業務上の指示・指導で忙しい中間管理職など、部下の能力開発についてプロセス管理までなかなか出来ない状況に対して、部下の進捗率を一覧でグラフ表示、確認出来るもので、部下の成長への努力を簡単に把握、また支援する機能。
③ 人事部からの動機付け支援機能
OJTから離れ、体系的に社員を成長させていくきっかけ作りを担う人事部にとって、研修や資格取得支援などの制度をどこまで浸透させるか、また定着に結びつかせるかが鍵となっている。効率的な制度の周知徹底と、定着まで見届ける機能、更に施策への社員からのフィードバックを集める機能。
■導入事例(SCSK株式会社)
SCSK株式会社様(本社:東京都江東区、代表取締役会長兼CEO:中井戸 信英)がグローバル化を推し進めるにあたり、社員の意識醸成と英語基礎力向上としてTOEICスコアUPのプログラムに取り組んでいます。
このプログラムには昨年から弊社も学習アプリの提供などを通じて支援させて頂いてきましたが、より一層のスコアUPにあたり学習の継続、習慣化が必要となっていたため、今回、継続性・習慣化を支援するクラウドサービス『成長コンパス』を提供いたしました。
社員は事務局が用意した学習チャレンジ(計画)を元に、成長コンパスと連携したスマートフォンアプリ、TOEIC講師による学習プランによる学習を行い、成長コンパスはそれら学習のペースメーカーとして継続学習をサポートしました。また各自が学習進捗状況をWEB上で毎日チェック(アクションチェック)することで学習振り返りや、無意識の内に学習することが習慣化され、更にリマインド機能により途切れがちな学習行動の持続性を継続させることで習慣化の支援を行いました。
学習チャレンジとは別にイベントとして、効果的な学習を促す為に高得点者の勉強法の掲載や、学習プランを組んだTOEIC講師によるリアルな講義も実施することで、モチベーションを向上させ、学習の習慣化との相乗効果でスコア平均がUPしました。特に昨年の得点ボリュームゾーンが高得点へ向けて移動し、昨年に続き底上げ効果が得られました。また日々の学習を行った際に「アクションチェック」をより多くおこなった社員ほど、高得点を取得したという結果も得られました。
なお、SCSK株式会社様が実施されたTOEICスコアUPだけでなく、日々の習慣化が必要な、様々な資格試験支援や内定者・新卒研修や社内教育などにも活用できるサービスとなっております。
・TOP画面 (左:PC用 右:スマートフォン用)
■サービス概要
・「成長コンパス」® サービスロゴ
・「成長コンパス」URL
https://www.seicho.jp/
・主な機能 (行動促進のためのポイント)
① 「マイコンパス」目標が明確化されること (行動する理由を意識付け)
② 「プラニング」自分で行動をプランニング (自分で決めているという意識)
③ 「わたしのロードマップ」自分の状態が見える化されること (プラン調整の促し)
④ 「みんなの1週間」刺激・気付きを得られること (モチベーション維持・向上)
イーウェルでは、福利厚生、健康支援をはじめとする新サービス開発・提供、情報の提供などを通じ、これからも“しあわせ”で、“安心”できる暮らしをサポートし、企業・社会の活性化にさらに貢献してまいります。
【イーウェル会社概要】
社名 | 株式会社イーウェル(英語表記名:EWEL,Inc.) |
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所在地 | 〒102-0083 東京都千代田区紀尾井町3番6号 紀尾井町パークビル |
代表者 | 代表取締役社長 久野 賢策 |
設立 | 2000年10月2日 |
資本金 | 499,992,500円 |
株主 | 東急不動産株式会社、住友商事株式会社、株式会社豊通シスコム |
決算月 | 3月 |
従業員数 | 734名(2014年4月現在) |
事業内容 | 福利厚生メニューサービス『WELBOX』の開発・提供 福利厚生メニューのオペレーション業務 健康支援サービスの開発・提供 福利厚生BPOサービス(財形・持ち株会等)の開発・提供 保養所運営代行サービス「リフレッツ」の提供 |
URL | http://www.ewel.co.jp/ |