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第92回日本産業衛生学会にて研究発表 ~ワークライフバランスの要因がワーク・エンゲイジメントに与える影響について~

第92回日本産業衛生学会にて研究発表 ~ワークライフバランスの要因がワーク・エンゲイジメントに与える影響について~

 企業・健康保険組合の福利厚生代行や健康支援サービス提供、及びそれに伴うコンサルティングを行う株式会社イーウェル(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:二井 勝、以下「当社」)は、5月22日(水)~25日(土)に名古屋国際会議場で開催された「第92回日本産業衛生学会」にてポスター発表を行ったことをお知らせいたします。

 

当社は、産業医科大学と協業し、企業・健康保険組合と、2014年4月にコラボヘルス研究会を発足しました。今回は、当研究会の参加団体が有する数万人規模の豊富なデータを用いて、「ワークライフバランス(以下「WLB」)の要因が、ワーク・エンゲイジメント(以下「WE」)に与える影響の検討」について研究を行いました

▲ポスター発表の様子(当社 戦略企画室 林)


■当研究発表概要
日 程 : 2019年5月24日(金)
テーマ : ワークライフバランスの要因が、ワーク・エンゲイジメントに与える影響の検討 
発表者 : 株式会社イーウェル 戦略企画室  林 邦彦、中山 亮一、高橋 峰和
      産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健経営学研究室 永田 智久

 

 <当研究の要旨>
 近年、働き方改革や労働時間管理などにより、労働時間以外の時間が増加していくため、今後は仕事以外の要因、特にWLBからのWEのアプローチも重要になります。

 当研究会参加団体に対し、2017年度に実施した従業員アンケート(20,220人)を分析対象にしました。まず、仕事以外の要因に関連する7項目(有給休暇取得日数、時間配分満足度、生活満足度、余暇時間、睡眠時間、職場以外の緩衝要因、友人の支援)とWEとの関連についてSpearmanの相関関数(※③)を求め、この分析で得られた相関関数の高い項目について、重回帰分析(※④)を行いました。

  分析の結果、仕事以外の要因の中で、生活満足度や時間配分満足度が高いほど、WEが高くなる傾向が示唆されました。

※① 仕事と生活のバランスの取れた働き方を安心・納得して選択できるようにすること
※② 主に従業員のメンタル面の健康度を示すもので、「主体的に仕事に取り組んでいる心理状態」
※③ 2変数間にどの程度順位付けの職線関係があるかを数値で表す分析
※④ 1つの目的変数を複数の説明変数で測定するもの

 

 当社は今後、家庭生活と時間配分や余暇時間の量・質などの研究を進め、産業保健や人的資源管理からの具体的施策のアプローチにつなげていきます。

 

 

【株式会社イーウェルについて】

所在地 :〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3番6号 紀尾井町パークビル
設立  : 2000年10月2日
資本金 : 499,992,500円
株主  : 東急不動産株式会社、住友商事株式会社、豊田通商システムズ株式会社
従業員数:1,215名(2019年4月現在)
事業内容:福利厚生パッケージサービス「WELBOX」、カフェテリアプラン、健康支援サービス、会員向け付加価値向上サービス「CRM WELBOX」等のコンサルティング及びサービス提供
URL : https://www.ewel.co.jp/

本件に関するお問合せ

株式会社イーウェル 
経営企画室  経営企画部  広報・マーケティンググループ 押田(おしだ)

TEL:03-3511-1193
MAIL:kohou@ewel.co.jp

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