株式会社イーウェル(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:稲葉 章司、以下「当社」)と産業医科大学(所在地:福岡県北九州市、学長:尾辻 豊)は、産学共同研究により2014年4月にコラボヘルス研究会(※1)を発足し、その後、参加団体の皆様と「健康経営(※2)」推進のための継続的な取り組みを行ってきました。
2020年度に引き続き、2年連続で、経済産業省の補助事業である「ヘルスケアサービス社会実装支援事業(複数の保険者・企業が連携し、一体的に健康投資を行うことによる協創的効果等の検証を行う事業、以下「本事業」)に採択され、無形資源(※3)をテーマとした実証を行い、管理職のリーダーシップによる健康的な職場文化の醸成が、健康施策を効果的に推進し、生産性向上につながることを実証しました。
※1:コラボヘルス研究会紹介ページ:https://www.collabo-health.jp/
コラボヘルス研究会は、コラボヘルス(企業と健康保険組合の連携)を進め、従業員の生産性向上と医療費の適正化を目指しています。健康に関する課題を可視化し、マーケティングを応用した健康プログラムの設計を推進しています。
※2:「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
※3:経済産業省「健康投資管理会計ガイドライン」によると「無形資源」とは、「明確化された理念・方針、コミットメント」「理念を実現するための具体的な制度・体制」「理念や制度により培われてきた風土」等とされております。
■実証の目的
本事業は、健康保険組合等の保険者と企業が
協力することで、効果的・効率的に健康投資を行う
「コラボヘルス」の取り組みを更に拡大するために
複数のコラボヘルスを連携させる「コラボ–コラボヘルス」
を通して、広いフィールドを活用して健康投資を行う
ことによる協創的効果等について分析を行うものです。
健康経営や健康投資の普及・推進に向けて、保険者と
企業が、従業員の健診データ等に基づき連携することが
重要であるという考えのもと、複数の保険者等を巻き込
んだ地域的な取り組みへの発展や、同じ健康課題を持つ
業界や子会社等への取り組みの拡大を目指します。