REPORT
JR九州親愛会
九州旅客鉄道株式会社 人事部
担当部長 兼 勤労課長 池田 裕記さま
勤労課 厚生 澤村 和慶さま
WELBOX
1987年に発足した社員の福利厚生と相互支援を目的とする互助会。会員は、JR九州および入会を希望するグループ会社の社員とその家族。レクレーション活動や、生活のさまざまなシーンで活用できる優待サービス、さらには互いに支え合う給付制度を備えることで、会員の「生活の質」と「安心」を支援する。
CASE
JR九州親愛会
九州旅客鉄道株式会社 人事部
担当部長 兼 勤労課長 池田 裕記さま
勤労課 厚生 澤村 和慶さま
WELBOX
1987年に発足した社員の福利厚生と相互支援を目的とする互助会。会員は、JR九州および入会を希望するグループ会社の社員とその家族。レクレーション活動や、生活のさまざまなシーンで活用できる優待サービス、さらには互いに支え合う給付制度を備えることで、会員の「生活の質」と「安心」を支援する。
Q1.
従来の福利厚生サービスからWELBOXへの切り替えに至った経緯を教えてください。
A.
Q2.
イーウェルを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
A.
池田さま:複数のサービス提供会社に相談を重ねた中で、ログインの簡便さやアプリの操作性といった「使いやすさ」に向き合い、具体的な改善案を提示してくださったのがイーウェル様でした。導入前には従業員へのヒアリングを実施し、利用者の声を丁寧に拾い上げながらご提案いただきました。弊社が抱える課題に寄り添う姿勢やサービスの柔軟性などが導入の決め手となりました。
WELBOXには「ダッシュボード」という機能があり、利用状況や集計データをリアルタイムで確認することができます。2025年4月の導入からわずか2ヶ月で、約4割の会員がログインをしており、この数字からも今後のさらなる利用拡大を期待しています。
Q3.
グループ企業様も含めた切り替えは円滑に進みましたか?
A.
澤村さま:導入前より定例会を設け、親愛会事務局の要望や質問をイーウェル様と話し合い、スムーズな切り替えに向けた準備を進めました。これまでのサービスと何が変わるのかという視点で、イーウェル様には従業員向けのリーフレットをご用意いただきました。併せて社内システムからも案内をしました。
導入後は周知を徹底するため、九州各地の拠点でブースを設置し、担当者向けの説明会を開催。急なお願いにも関わらずイーウェル様には快くご対応いただき、各支社にて2日間をかけて説明をすることができました。こうした丁寧な取り組みがログイン数にあらわれていると感じています。
Q4.
WELBOXの利用率向上に向けてどのような施策を考えていますか?
A.
池田さま:切り替えのタイミングで、ログインをするだけで、グループ企業がフランチャイザーとなっている大手コンビニの商品が全員に当たるキャンペーンを展開しました。従業員の初回ログインの動機づけとなっただけではなく、グループ企業が運営する店舗の利用促進にもつながり、相乗効果がありました。
今後も、WELBOXのメニューにグループ会社が提供するサービスや施設を積極的に取り入れ、親愛会らしい福利厚生のかたちを構築していきたいと考えています。
澤村さま: WELBOXにはレジャー、健康、育児・介護、自己啓発、グルメなど、実に多彩なメニューが用意されていて会員価格で利用することができます。まずはその魅力を広く知っていただくための工夫が必要です。その一環として、実際にWELBOXを利用した従業員が感想を投稿する「アンバサダー制度」を導入しました。第1号となったのが池田です。
池田さま:たまたま欲しい商品をECサイトで探していた際に、WELBOXが最も安かったので紹介したいと思いました。投稿後には、WELBOX内で利用できるWELコインが付与されました。継続的にWELBOXの良さを伝える企画を考えていきたいですね。
Q5.
今後の福利厚生制度の充実に向けて、イーウェルに期待することを教えてください。
A.
池田さま:福利厚生制度には、「JR九州で働いて良かった」と従業員や家族に感じてもらうための施策と、治療や介護・育児など困難を抱える従業員を支える施策の両輪が求められます。弊社内にはさまざまな職種が存在しますし、グループ全体になると業種・雇用形態・勤務形態も多様なため、すべての従業員にメリットがある制度を設計することは容易ではありません。
その中で、WELBOXは親愛会のすべての会員に提供できるサービスです。利用実績を確認しながら、より満足度が高くなるよう、サービス内容をブラッシュアップしていきたいです。イーウェル様には、伴走者としてのご支援をお願いしたいです。
澤村さま: WELBOXは所属会社に関係なく、平等に利用できる大切なサービスです。法制度に比べ、社内制度は情報発信をしなければ見落とされてしまうことも多いため、イーウェル様と連携しながら、今後もログイン促進をはじめとした取り組みを続けていきたいです。
導入後もイーウェル様とは定期的に打ち合わせを重ね、従業員から寄せられた声や改善点を共有し、できること・できないこと・時間をかけて取り組むことが明確になっています。今後も、本音で語り合える関係を築きながら、制度の発展を目指していきたいと思います。
池田さま:以前は別の福利厚生サービスを導入していましたが、利用率が3割程度にとどまり伸び悩んでいました。やはり従業員の生活をより豊かにするために導入したサービスなので、多くの人に活用して欲しいと考えていました。利用が進まない要因として「ログイン方法が分かりづらい」「アプリの操作性が悪い」といった声が寄せられていたので、改善を試みましたが、弊社が望むような結果に結びつきませんでした。
澤村さま:以前のサービスは5年間利用していましたが、さらにその前は優待施設の利用券を紙で配布していました。スマホで操作がしにくいという声があがる中で、「紙の方が使いやすかった」との意見もありました。親愛会は、グループ会社の社員やその家族を含む幅広い世代が会員となっており、すべての方にとって使いやすいサービスにしたいという思いがありました。