株式会社イーウェル

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YG健康保険組合

常務理事 兼 事務長 來田 宣之

REPORT

YG健康保険組合

常務理事 兼 事務長
來田 宣之さま

WELBOX カフェテリアプラン

2018年4月設立。LINEヤフー株式会社及びそのグループ会社の被保険者・被扶養者含め約2万8千人 の健康保険を担う単一健康保険組合。設立前の総合健保で提供されていた保健事業を継承しつつ、単一健保のメリットを生かした加入者の健康の保持・増進にきめ細かいサービスの提供を目指し、設立時より、カフェテリアプランと専用補助プランのハイブリッド型でWELBOXを導入。

Q1.

イーウェルのWELBOXを選んだ理由を教えてください。

A.

前身の総合健保では保健事業の中でも直営の保養所が関東近郊に4施設、ホテルハーヴェストの保養施設もあり、1泊2食付5000円で泊まれるプランが目玉でしたので、YG健保設立の際、これを継承することが課題でした。イーウェルは東急不動産グループのホテルハーヴェストと相性が良かったというのも一つありますが、実際のプランを綿密にシミュレーションしていただけました。通常のカフェテリアプランに加えて、YG健保専用の補助プランをカスタマイズできたことが大きかったと感じています。メニューも子育てや介護に関するものまで幅広く、必要なときに必要なサービスを選んで使える利用しやすい仕組みになっています。特に2親等までの親族も使えるという点は大きなインセンティブですね。

Q2.

導入前と比べ、どんな点が変化しましたか。

常務理事 兼 事務長 來田 宣之

A.

北海道から沖縄まで全国30施設に1泊食事付きで5000円から泊まれるYG健保専用の30選の宿泊プランがラインナップできました。1泊2食付の施設も多く、大変充実したプランになっています。YG健保設立時から全国規模で事業所がありましたので、被保険者の実態に合わせた保養所を設定できるようになり、「宿泊予約が取りやすくなった」と、評判も良くなりました。また、当健保の被保険者は平均年齢35歳くらいと若く、健康を意識するアクティブな方も多いので、法人会員で利用できるフィットネスクラブが全国規模で20近くあることなどもメリットの一つで、その利用率も高いようです。

Q3.

今後どのようなサービスの活用方法をめざしていますか。

A.

現在、特に好評なのが30選の宿泊プランです。より多くの被保険者・被扶養者の方々に使っていただきたいのですが、今のところ先着順なので一部の方に利用が集中している現状も見られます。今後、抽選方式など広く同じ条件で利用してもらえるような仕組みができるといいと思います。 福利厚生サービス自体は、もともと事業主の福利厚生の一環で、健保としてはあくまでも「健康づくり」のための保健事業の一環です。その意味合いでは単に宿泊するだけでなく、健康に対して有意性ある要素が盛り込まれたプランがあるとうれしいですね。さらに、加入者に提供している保健事業のサービスについては、できるだけ選りすぐったものを提供したいという理由から複数の提供元のサービスを採用しています。それぞれが素晴らしいサービスですが、ユーザビリティ、利便性を考えてそれらをよりシームレスにつなげていけたらと考えています。

Q4.

保健事業に関連した取り組みについて、今後の展望を教えてください。

常務理事 兼 事務長 來田 宣之

A.

保健事業で重要なことは、事業主とコラボヘルス連携です。そのため特定保健指導の成果を数値化したり、厚労省が推奨のICTを用いたウォーキングイベントを年に2回事業所と連携して開催しています。在宅勤務率も高いため、運動不足解消にオンラインフィットネスサービスも提供し、季節ごとにオンラインイベントを実施するなど、健康意識を高めていただくよう取り組んでいます。
WELBOXに関しても、登録率は8割くらいとかなり高いのですが、アクティブに利用している割合では6割くらいですので、残りの4割も積極的に利用してもらえるよう、保健事業にリンクするようなコンテンツやサービスがもっと増えるといいですね。同じポイントを使うなら健康維持・増進につながるもの、そして、それにたどり着きやすくなれば、健保としての役割と、健康維持・増進という本来の目的につながるのではないでしょうか。

Q5.

コラボヘルスの取り組みについて、健保さまの思いをお聞かせください。

A.

当健保は積極的に保健事業を実施している健保だと自負しており、予算的にも支出全体の13%とかなり大きなウエイトを占めています。その内訳は6割が健診補助、3割が福利厚生サービスで、WELBOXのハイブリッドプランにより運動、食、ストレスケア、喫煙対策など健康に寄与するさまざまなサービスを提供していただいています。事業者の福利厚生サービスが健保として良い形で反映できている好事例かもしれません。 引き続き、従業員の健康をケアするという事業主の考え方と、健保としての医療費を削減していくための健康増進とを組み合わせ、コラボヘルスにしっかりと取り組むことが一丁目一番地です。健診で要精検の人をしっかり2次検査につなげ、特定保健指導については、メタボリックシンドロームが軽微なうちに生活習慣を改善してもらいたいと思います。WELBOXを利用して保養に行き、自然に接する、ストレスを解消して生活を見直すきっかけになれば、健保としても安価に宿泊を提供している意義につながると思います。その他の健康増進サービスも含めて、健康づくりにうまく利用していただきたいと思っています。その意味ではWELBOXにめぐり会って本当によかったと思いますし、特別プランの運用には難しい点も多々あったと思いますが、ご尽力いただいた賜物だと感謝しております。

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