■リモート社会の新しい働き方で重要な3つのポイントとは?
◆現在の社会を取り巻く状況
新型コロナにおける急激な社会環境の変化により、多くの企業がテレワークとオフィスワークが混在している状況です。
会う時間が減ったことでコミュニケーション不足になり、チームの一体感や目標の共有を失っていませんか?
実際に、63%の方が社内のコミュニケーション量が減少したと実感しています。

これまでチームのメンバーとの何気ない会話の中で発していた称賛や激励の言葉も、テレワークではメールや電話でわざわざ言うまでもないか、と敬遠しがちですよね。
さらに、部門間の横断的なやり取りも当事者以外には見えず、社内の雰囲気が悪くなる恐れもあります。
いざこのような環境に置かれてみると、日々の感謝の言葉や、誰かからほめられたりすることが、いかに心の支えになっていたかしみじみと感じます。密なコミュニケーションが出来ないために、テレワークの意欲が持続しづらく、どうしても生産性が落ちてしまうのです。これらが原因となり、チームの一体感が醸成できず、全体の生産性低下につながります。
これから始まるwithコロナの新時代において、以前と同じチームビルディング手法や働き方では、組織がうまく機能しません。
◆新たな日常で仕事をするために重要な「3つのこと」
1. テレワークを併用する中で、より意識して感謝を伝える
⇒リモート会議の冒頭は必ず感謝から始めてみましょう。
ちょっとした一言があるだけで、皆が気持ちよく会議を始められます。
2. 見えないからこそこまめに日常の行動を認めましょう
⇒チャットやメールでは、指示や意見だけでなく「ありがとうございました」を
1日1回は伝える意識を持ちましょう。
3.他のチームや部門の動きを自ら積極的に把握してチーム内で共有する
⇒メールやリモート会議で得た情報は、自分で取捨選択せず拡散しましょう。
他メンバーは外部環境に興味はあるものの、意外と知らないことが多いはずです。
この何気ない一言を意識するだけで、大きくメンバーの感情が変わります。
今まで当たり前に伝えられていた「ありがとう」など称賛の言葉も、メールやリモート会議のみのやり取りで減少し、従業員のモチベーションも低下してしまいます。
メールや電話ではコミュニケーションの範囲が限定的になるので、1人ひとりの頑張りを社内で「見える化」して認め合うことが大切です。
新時代の働き方と共存できるように社内の環境を整える必要があります。
従業員のパフォーマンスを最大限に発揮させるため、この機会に新たな取り組みを考えてみませんか?