親子で楽しむ!ワーク・ライフ・バランス・デー

双雲先生の躍動感あふれる書に歓声

大きな拍手とともに迎えられた武田双雲先生、自己紹介を終えると「早速書いてみましょう!」と意気込んだ様子。「お父さん、お母さんで今日書道をするのは何十年ぶりという方は?」という質問にほとんど親御さんの手が挙がりました。
今回のワークショップでは筆に水をつけて書くと墨で書いたように文字が浮き出てくる特製の半紙を使用。10分程度で乾くと文字も消えるので何度も書き直しがききます。
「それでは『遊』という字を書いてください!」と双雲先生からのお題にまずはお父さん、お母さんから挑戦。久しぶりということでなかなか筆が進まない方もちらほら。交代して次はお子さんが筆を取ります。双雲先生も個性あふれる文字を見て回り、ときにはアドバイスを交えながら「いいねぇ~」「うまい!」と声をかけていました。
「では私なりの『遊』を書いてみますね」と大きな半紙に大きな筆を使って体全身で筆を運ぶ双雲先生の姿に会場も静まりかえります。躍動感あふれ、大きく書かれた「遊」の文字が掲げられると一転して歓声が。「この一文字には、子どもが遊ぶだけでなく大人も一緒に心の底から楽しんで遊ぶという意味をこめました。今回はワーク・ライフ・バランスをテーマにしたイベントなので、今日をきっかけに改めて家族を思いやる、家族革命を起こす、そんな1日にしたいと考えています」との力強い言葉に参加者のみなさんも真剣な眼差しで耳を傾けていました。

親子の感性を大きく開花させる書道

双雲先生の書道の講義は自由かつかなりユニーク。ただきれいに文字を書くだけでなく、文字に感情を落とし込んだり、戦略を練ってチームワークを必要とされたり、親子が手をとり声を掛け合いながら取り組む姿が印象的でした。
たとえば、「とびきりぶさいくな『へのへのもへじ』を書いてみましょう!」とのお題には、親も子もアンバランスでおもしろおかしい「へのへのもへじ」を書き上げました。上手い、下手もなく自分の思いを自由自在に表現した十人十色の「へのへのもへじ」に笑いが巻き起こりました。
6人1チームとなって取り組む「リレー書道」では、1人が1画ずつ順番に書いて1つの文字を仕上げます。「一度練習で書き終えたら、次にもっと上手く書くにはどうすればよいかチームで作戦をたててください」、するとチームごとに戦略が練られます。最終的に一番上手とされたチームは、やはり作戦勝ちだったようです。「リレー書道は、予想もつかない線やバランスに対してどう筆を加えて整えるか、頭を使うところが難しいんです」と双雲先生。さらに「まったく個性の違う6人が集まって予想もつかない物事に遭遇したときに、どう対処し、高めあっていくか。人生にも同じことが言えると思います」
書道を通じて、感性を高め、生き方までも学ぶ講義となりました。

大切な人へ想いを届ける一筆

今日の集大成は、大切な家族へ感謝やはげましの気持ちを伝えるための共同作業となるプレゼント色紙づくり。相手を感動させる言葉を選び、一筆メッセージを書き添えて大切な家族へのおみやげとします。表現もレイアウトも自由。今回のワークショップの成果が発揮されます。「笑」と書いた親子には「これはどんな笑い?誰に対しての笑顔?」と双雲先生が意味を問いかけ、子どもたちも精一杯気持ちを表現します。「ママ大好き」「いつもごはんありがとう」など感謝の言葉が続々。2枚色紙を組み合わせて1つの文字として仕上げたり、「じいじ元気でね」「ばあば元気でね」とセットになったものもあり、個性豊かな作品がたくさん作り上げられました。参加されたみなさんは、家族へのおみやげも携えて笑顔で会場を後にされました。

株式会社イーウェルは今後も、ワーク・ライフ・バランスの推進および育児・教育分野でのイベント開催を通して、地域・社会への貢献を目指してゆきます。来年の「親子で楽しむワーク・ライフ・バランス・デー」にもぜひご期待ください。

※午前の部、午後の部で一部内容が異なりますのでご了承ください。